【会員専用(先行)】電子処方箋関連補足資料「各機能拡充の状況」(医科版)(薬局版)を掲載しました
更新日:2023年10月30日
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●資料解説
電子処方箋に追加される「リフィル処方箋への対応」「口頭同意」「マイナンバーカードを活用した電子署名」の機能については、2023年10月からの開始とされていましたが、システムの対応等が間に合わないこと等の理由から2023年12月以降に延期されました。
「リフィル処方箋への対応」が開始された場合、システムをアップデートした医療機関や薬局でなければ、電子処方箋によるリフィル処方箋の対応ができないため、患者が把握できるよう情報を公開することが予定されています。
その一方で、医療機関や薬局からの周知も求められています。
「口頭同意」は、現状で過去の情報を閲覧する場合にはマイナンバーカードによる受付時の同意が必須とされていますが、機能が追加された場合、口頭による同意でも過去の薬剤情報閲覧ができるようになります。
そのため、紙の保険証を持参した患者であっても同意が得られれば過去の薬剤情報を閲覧できるようになり、電子処方箋のメリットである重複投薬等のチェックによる適正な薬物治療がより進むと考えられます。
「マイナンバーカードを活用した電子署名」は、これまで必須とされているHPKIカードでなくとも電子署名が可能となる仕組みです。
現在、HPKIカードの発行が遅れている現状もあるため、機能追加により申請から発効までにかかる時間の短縮などが見込まれます。
その他、2024年3月以降に追加が予定されている「生活保護の医療扶助対応」や「院内処方情報連携」、「オンライン資格確認用Webサービス」についても紹介しておりますので、特に電子処方箋を導入されている施設や今後導入予定の施設においてご参照いただければと思います。
今後もStu-GEサイトでは、様々な資料を掲載して参ります。
本資料が皆さまのお役に立てましたら幸いです。