【一般公開】「経済財政運営と改革の基本方針2021【骨太の方針】~多剤・重複投薬への取り組み強化編~」を掲載しました
更新日:2021年09月07日
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【資料解説】
骨太の方針2021に取り上げられた「多剤・重複投薬への取り組み強化」についてピックアップし、資料を作成しました。
骨太の方針では
「かかりつけ薬剤師・薬局の普及を進めるとともに、多剤・重複投薬への取組を強化する。」
という表現で取り上げています。
本資料では、いつから「多剤・重複投薬への取り組み」が骨太の方針に記載されてきたか、その後の診療報酬・調剤報酬がどう変わったかについてもとりまとめています。
原案では記載されていなかった「かかりつけ薬剤師・薬局の普及を進めるとともに、」の文言が閣議決定された方針に追加されたことから、国から見たキーパーソンはかかりつけ薬剤師と考えられているものと推察されます。
一方で、多剤・重複投薬対策は、病院・診療所にとっても重要な課題であり、病院・診療所・薬局間での薬剤に関する情報共有の推進がより重要視されると考えられます。
また、7月14日に中医協総会で議論された際の各委員からの発言も、資料に反映させています。
中医協の議論は2月の答申に向けて、秋以降に具体的な議論が進められていきます。
多剤・重複投薬への取り組みについては、評価が上がる可能性が高いと考えておりますので、現在報酬上で評価されている内容につきましても、該当する患者様がいらっしゃる場合は取り組みについてご検討いただければと思います。
今回作成した資料が、皆さまの業務のお役に立てましたら幸いです。